drumbrute

音色

音色の選択

ポーズ中に音色を選択する

操作

  • パッドをタップする(パッドが点灯している場合、音色が選択されていることを意味する)

レコーディング中にノートを入力せずに音色を選択する

操作

  • Shiftを押しながら任意のパッドをタップ

音色

kick1 LevelPitchDecayImpactSweep
kick2 LevelPitchDecay
snare LevelSnap LevelSnap DecaySnap ToneDrum Tone
clap LevelToneDecay
Rimshot/Clave LevelRim Tone
Closed Hat LevelPitchDecay
Open Hat LevelPitchDecay
Tom Hi/Conga Hi LevelPitch
Tom Low/Conga Low LevelPitch
Cymbal/Reverse Cymbal LevelToneDecay
Maracas/Tamb LevelTamb Decay
Zap LevelPitchDecay

音量

マスター・ボリューム

マスターアウト・レベルをコントロールする

操作

  • Master Volumeを回す

ヘッドフォン・レベルには影響しない

トラック・ボリューム

各トラックのアウト・レベルをコントロールする

操作

  • 各インストゥルメントのLevelを回す

ヘッドフォン・ボリューム

ヘッドフォンのアウト・レベルをコントロールする

操作

  • Volume(リアパネル)

テンポ

テンポの設定

テンポはパターンごとに保存されるので、ソング内でも異なるテンポを含むことができる

調整 Rate/Fine
範囲は、30~300BPM(シンクがインターナルの場合)
微調整 Shiftを押しながらRate/Fineを時計回りに回す
範囲は.00~.99
微調整した値をリセットしたい場合、Shiftを押さずにRate/Fineを回す

グローバル BPM

すべてのパターンを同じテンポで演奏させる

操作

  • Shiftを押しながら15を押す

タップテンポ

操作

  • 希望するテンポでTap Tempoを複数回タップする

メトロノーム

メトロノームをオン

操作

  • Onを押す
出力レベル Metro Volume
タイミング Onを押しながら1/8~1/32の値を選択
[選択したボタンが青色に点灯]
タイミング値ボタンが点灯している間は、選択解除を行なうことも可能

バンク

バンクの選択

操作

  • Bankを押す
  • ABCDのいずれかを押す

パターンのバンクの保存

操作

  • Saveを押しながらBankを押す

バンクの消去

バンク内の16パターンすべてを消去

操作

  • Eraseを押す
  • Bankを押す
    [選択されているバンクのステップ・ボタンが点滅]
  • A orB orC orDで消去したいバンクを選択

バンクのコピー

別のバンクに16個のパターンすべてをコピー

操作

  • コピー元のバンクのステップ・ボタンを押して選択
  • Copyを押す
  • Bankをもう一度押す
  • コピー先のバンクのステップ・ボタンを選択

パターン

パターンとは

DrumBruteは、16パターンを4つのバンク、合計64パターンを使用することができる

パターンのデフォルトの長さは16ステップ
最長で64ステップまで設定可能

スポット・イレース

レコード・モードでパターンがループしている間、ノートを消去する

操作

  • Eraseを押したまま消去したい音が発音される時にそのパッドをタップ

ステップ入力

操作

  • ステップ・ボタンを押す

ボタンの点灯色

消灯 イベント無
青色 イベント有
赤色 アクセント付

インストゥルメント・トラック内の特定のステップのベロシティを素早く増やす

ステップ・リピート

操作

  • 各ビートに簡単なパターンを作成し、それをループさせる
  • ステップ・モードに入り、インストゥルメントを選択(Shift+ インストゥルメント)
  • 点灯しているステップ・ボタンの1つを押し続ける
    [白いLEDはローラー/ルーパー ・ストリップの下でデフォルト値1で点灯]
  • ステップ・ボタンを押しながらストリップに沿って指をスライドさせ2の値を選択
    [パターンがそのポイントに次回達するとキックドラムが1ステップの間に2回鳴る]

ステップ・リピート機能は、レコード・モードでのみ使用可能

シフト・タイミング

操作

  • ステップ・モードに入る
  • インストゥルメントを選択(Shift+インストゥルメント)
  • ステップ・ボタンを押しながらSwingを回す
反時計回り ディスプレイに-1~ -50までの負の数値が表示される
時計回り ディスプレイには1~50の正の数値表示される

現在のインストゥルメントのすべてのステップをシフト
Shift+Swing
常にシフト値0から始まる
Shift+Swingオプションは、クオンタイズされていないインストゥルメント全体のデータを簡単にクオンタイズするオプション

パターンの保存

操作

  • Saveを押しながらPtrnを押す

バンクを切り替えると、元のバンク内のパターンに行ったエディット内容は失われる
これはソング・モードに切り替えると発生する

パターンの選択

選択中のバンク内のパターンを選択
1~16のステップボタンを押す

バンクモードになっている場合は、まずPtrnを押してからパターンを選択する

パターンの切り替わり方は2種類(Shift+14で指定可能)
※録音中はパターン変更できない

1 選択された瞬間にパターン変更
2 パターンの最終ステップまでプレーしてから変更

パターンのレコーディング

操作

  • 空のパターンを選択し、レコード・ボタンを押してから再生ボタンを押す
    タップテンポ・ボタンが(メトロノーム・タイミング値に従って)点滅し始め、ステップ・ボタンはパターンの現在の位置を示すために1度に1つずつ紫色に変わる
  • パッドを演奏する
    DrumBruteがパターン内のそのポイントを再び通過すると、前回追加したものが聴こえる
  • レコード・モードを終了するにはレコードを押す

ステップボタンを使用して、ステップ・モードで個々のイベントのオン/オフを切り替えることができる

パターンの消去

バンク内のパターンの1つを消去

操作

  • Eraseを押す
  • Ptrnを押す
    [選択されているパターンのステップ・ボタンが点滅]
  • 「ステップ・ボタン」で消去したいパターンを選択

パターン(設定)

クオンタイズ

オンのとき、リアルタイムでレコーディングした場合、選択したタイムディビジョンに従ってノートがクオンタイズされる

操作

  • Shiftを同時に押すとオン/オフの切り替え

タイムディビジョン

再生レートの設定

音符 操作 表記
8分音符 Shiftを押しながら1 1/8
8分音符三連 Shiftを押しながら2 1/8T
16分音符[デフォルト] Shiftを押しながら3 1/16
16分音符三連 Shiftを押しながら4 1/16T
32分音符 Shiftを押しながら5 1/32

パターンフォロー・モード

再生中にこのモードがオンになっていると、ステップ・グループのLEDが再生位置を追従する

操作

  • «»を同時に押すとオン/オフの切り替え

パターン・レングスを調整する

操作

  • Last Stepを押し続ける
  • << or>>を押す[白いLEDが移動する]
  • 希望するステップに対応するステップ・ボタンを押す
  • Last Stepを離す

ステップ・グループのLEDは16ステップごとに変わる

ステップ #16以上 #32以上
ステップ1~16 赤いLED 白いLED
ステップ17~32 暗いLED ピンク(白+赤)のLED
赤いLED パターン内の現在のステップ・グループを示す
白いLED ターンのLast Stepがそのステップ・グループにあることを意味する

パターン(コピー)

パターンの拡張(コピーして追加)

パターン・データを最大16ステップまでコピーして、既存のパターンの最後に貼り付ける

操作

  • Shiftを押しながら>>を押す

パターンに16以上のステップがある場合 最初の16ステップだけがコピーされ、最後に追加される
パターンが16ステップより短い場合 全てのステップ数がコピーされ、シーケンスの長さは2倍になる

最大で64ステップまで拡張可能

パターンコピー(パターン内)

操作

  • Copyを押す
    [BankPtrn、そしてすべてのパッドが点滅する]
  • コピー元のパッドを押す
  • コピー先のパッドを押す

パターンコピー(バンク内)

操作

  • Ptrnを押してパターンモードを選択
  • コピー元のパターンのステップ・ボタンを押して選択
  • Copyを押す
  • Ptrnを押す
  • コピー先のパターンのステップ・ボタンを押す

パターンコピー(バンク間)

バンクから別のバンクに1つのパターンをコピー可能
例:バンクAのパターン#7をバンクBのパターン#15にコピーする場合

操作

  • バンクAのパターン#7を選択
  • Copyを押す
  • Ptrnを押す
  • Bankを押す
  • Bを押す
  • Ptrnを押す
  • 15を押す
    [約1秒間点滅し、プロセスが完了]

ソング

ソングとは?

最大16パターンを組み合わせたソングを最大16保存可能

パターンは4つのパターン・バンクの中から1つを選択
ソングを選択すると、ステップボタンが点灯し、ソング内にいくつのパターンが存在するか表示する
ソングを再生するとソング内の各パターンのバンクとパターン番号が表示され、ステップ・ボタンが点滅して現在の位置を示す

ソングの終わりに達するとソングの先頭に戻り、停止、またはプレー/ポーズ・ボタンが押されるまで再生を続ける

ソングの選択

操作

  • Songを押す
  • 希望のソング・ナンバーに対応するステップ・ボタンを押す

他のステップ・ボタンは、ソングに含まれるパターンの数を表示するために使用される
DrumBruteの動作中、ソングからパターン・モード切替えたり、ソングを切り替えることが可能

ソングの作成

操作

  • を押す(ソングライティング・モードに入る)
    [Ptrnが点滅を始める]
  • ステップ・ボタンを押し、再生する順序を選択
    (リピートや他のバンクのパターンも選択可能で、最大16パターンまで)
  • を押す(ソングライティング・モードの解除)

ソングライティング・モードの終了

操作

  • ソング・モード中にを押す

ソングの保存

操作

  • Saveを押しながら、Songを押す

ソングの消去

操作

  • Eraseを押す
    [ソング、バンク、トラック、パッドが点滅]
  • ステップ・ボタンを押して、消去するソングを選択

ミュート/ソロ

ミュート/ソロとは

Mute/Soloの状態はグローバル設定なので、すべてのパターンやソングに影響する
設定は電源を落とすとリセットされる
ミュート・グループ、ソロ・グループともに1つしか持てない

グループの作成

ソロ・モードに入る

操作

  • Soloを押す
  • グループにしたいパッドをタップし点灯させる

ソロ・グループのオン/オフを切り替える

操作

  • Soloを押す

ミュート・グループを設定するプロセスは同じ

共有チャンネル上のインストゥルメントを個別に、ミュート、またはソロにすることができる
そのチャンネルのインストゥルメントセレクト・ボタンを押すだけで他のインストゥルメントにアクセスできる

グループの解除

操作

  • Shiftを押しながらMute/Soloを押す

パフォーマンス機能

アウトプット・フィルター

使用可能なフィルター・タイプ

ローパス・フィルター 高い周波数帯:減衰
低い周波数帯:そのまま
ハイパス・フィルター 低い周波数帯:減衰
高い周波数帯:そのまま
HPF オン:ハイパスフィルター
オフ:ローパス・フィルター
Bypass フィルターのオン/オフを切り替える
Resonance フィルターのエンファシスのコントロール
Cutoff フィルター の周波数を決定

フィルター・コントロールの動作や設定は、パターンに保存できない

フィルター・コントロールは常にアクティブ

ソングがループしたり、パターンがソング以内のバンクを移動しても効果は維持される

ローラー

ドラムロールをパターンに素早く入力する

複数のパッドを同時に押すと複数のインストゥルメントを同時にロールさせることができる
インストゥルメントがロールしているときは、シーケンスは再生されない

リピートするレートは、指で押した位置(1/4、1/8 など)によって決まる
パターンでレコーディング可能な最小のドラムロールは、パターンに選択したタイミング・ディビジョンの設定次第

操作

  • タッチストリップに指を置き、パッドにタッチしてインストゥルメントにロールを与える
    [ステップ9が点灯していないときはShift+9でローラー・モードに切り替え]

ローラーは、外部シンク・ソースを使用している場合でも動作
結果はソースによって異なる場合がある

パターンのタイムディビジョンが3連符の値に設定されている場合、ローラーは三連符の様々なディビジョンを再生。

ソングがループしたり、パターンがソング以内のバンクを移動しても効果は維持される

ローラーを使用している間、ソングはバックグラウンドで演奏を続けるので、タッチストリップを放すとルーパー/ローラーを使用しなかった場合の位置へジャンプする

ルーパー

ルーパーは、個々のインストゥルメントにロールを入力する

操作

  • タッチストリップを押す
    [ステップ9が点灯しているときはShift+9でルーパー・モードに切り替え]
ループの長さ タッチストリップ内で選択したタイムディビジョンによって決定
最大が1/4で、1/32が最小
指の位置を変更するとループのサイズが変わっていく
ループの開始点 ルーパーストリップが押されたときのパターンの再生位置による
ループの終了点 ルーパーストリップが押されたときのパターンの再生位置による

ストリップを指に置いたままステップボタンの1つを押すとスタートポイントを変更することができる

ソングがループしたり、パターンがソング以内のバンクを移動しても効果は維持される

ルーパーを使用している間、ソングはバックグラウンドで演奏を続けるので、タッチストリップを放すとルーパー/ローラーを使用しなかった場合の位置へジャンプする

スウィング

パターンに“シャッフル”のフィーリングを加える

スウィングのカレントトラック・ボタン
OFF パターン全体に影響するグローバル・エディット
最大値:75%
最小値:50%[デフォルト]
ON 各インストゥルメントに独自のスウィングを持たせる
グローバル値に加算される
最大値:75%
最小値:パターン全体のスウィング値と同じ

リセットのタイミング
ソング・モードで使用する場合、次に使用するパターンが別のバンクのものであれば、パターンが移り変わった際に、スウィングのエディットした値は、パターン・モードで設定した値にリセットされる可能性がある
これらのパラメーターは、ソングを停止し、リスタートした場合もパターンに保存した値にリセットされる

機能はパターンに埋め込まれるので、これらのパターンを再生中の場合、 パターンを呼び出すと前に保存した値にリセットされる
再生を止め、リスタートしてもリセットされる

ランダムネス

パターンに予測不能性を加える

影響を受ける機能
• リズム・パターン
• ノートイベントのステータス(ステップ・オン/オフ)
• ノートイベントのベロシティ(アクセントのオン/オフ)

ランダムネスコントロールの範囲
最小値:0% 音楽に影響を与えない
最大値:100% リズム、ベロシティ、パターン内のノートも完全にランダムになる
ランダムネスのカレントトラック・ボタン
OFF パターン全体に影響するグローバル・エディット
ON 各インストゥルメントに独自のスウィングを持たせる

リセット:
ソング・モードで使用する場合、次に使用するパターンが別のバンクのものであれば、パターンが移り変わった際に、ランダムネスのエディットした値は、パターン・モードで設定した値にリセットされる可能性がある
これらのパラメーターは、ソングを停止し、リスタートした場合もパターンに保存した値にリセットされる

機能はパターンに埋め込まれるので、これらのパターンを再生中の場合、パターンを呼び出すと前に保存した値にリセットされる
再生を止め、リスタートしてもリセットされる

ポリリズム

操作

  • Shiftを押しながら16を押す
  • パッドをタップしてインストゥルメントを選択
  • ステップを押してステップ・モードに入る
  • Last Stepを押したまま、希望する長さを表すステップ・ボタンを押す

シフトボタン・チャート

シフトボタン・チャート

12345 パターンのタイムディビジョンを設定
9 ローラー(オン)とルーパー(オフ)を切替え
14 パターンのロード待機のオン/オフを切替え
15 グローバルBPMのオン/オフを切替え
16 ポリリズム機能をオン/オフ
パッド サウンドをトリガーせずにエディットするドラムを選択
Rate/Fine テンポを小数点以下2桁までで増減させる
Swing 現在のインストゥルメントのすべてのアクティブなステップをシフト
クオンタイズ・レコーディングをオン/オフ
Mute ミュート・グループをクリア
Solo ソロ・グループをクリア
>> シーケンスの長さを拡大する
<< シーケンスの長さを短縮する
Bank バンクを最後に保存した状態に戻す(例:フラッシュメモリーからロード)
Ptrn パターンを最後に保存した状態に戻す
Song 最後に保存した状態に戻る

シンクロナイゼーション

シンクロナイゼーションとは

シンク・ボタンを使用すると様々なシンク・オプションに切り替えることが可能
選択されている モードに白いLEDが点灯

パターン再生中は、シンク設定を変更することはできない

マスターとして使用

INTボタンが点灯している時はマスタークロック
トランスポート・セクションは、内蔵シーケンサーをコントロールする

スレーブとして使用

DrumBruteは他の3つのシンクLEDの1つが点灯しているとき(USB、MIDI、CLK)、外部クロックのスレーブとして機能する

DrumBruteがスレーブの場合:

外部ソースで動作させている間 テンポ・コントロールは内蔵シーケンサー、またはアルペジエイターをコントロールしない
DrumBruteトランスポート・セクションは、通常通り動作する
この状態でも内蔵シーケンサーをストップ、スタート、ポーズさせることができ、シーケンスをレコーディングすることも可能
外部ソースが動作していない場合 最後に受けたテンポで内部クロックによって動作する

DrumBruteは、外部ソースから受信したシンク・メッセージをUSB、MIDI、クロック出力に送る

クロックソース/ディスティネーション

入出力可能な以前のクロックは、4分音符当たり24パルス(ppqn)、48ppqn、2ppqn(KORG)またはステップごとにシングルパルス

タッチストリップ

受信するとアクティブになるCCの範囲 送信するCC
OFF 0~24 0を送信
1/4 25~49 25を送信
1/8 50~74 50を送信
1/16 75~99 75を送信
1/32 100~127 100を送信

使用されるチャンネルは、DrumBruteのグローバルMIDIチャンネル

オールノートオフ

オールノートオフ・コマンドを送信(すべてのノートオフとすべてのサウンドオフ・メッセージがMIDIポートにエコーされる)

操作

  • を素早く3回押す

何らかの理由でターゲットデバイスがフリーズし、音を出し続けたままになることがある